よくある質問 | 札幌市厚別区の歯科・歯医者 しのぐちこども歯科・きょうせい歯科

くある質問

小児歯科について

Q1

フッ素塗布とは?

A.フッ素塗布による最も重要な2つの効果は脱灰の抑制と再石灰化促進です。歯の表面のエナメル質は水と有機物で覆われたアパタイトの無機質結晶です。結晶は炭酸塩や不純物を含んでいるため、酸に対して反応しやすいです。そこでフッ素塗布を行うと、だ液やプラーク、結晶内液中にフッ素が存在し、無機質結晶と結びつきます。結びついたフルオロアパタイト(FAP)は高い耐酸性を示し、虫歯に対して強い抵抗性があります。
また、酸に侵食された際、フッ素が溶けて存在していれば、脱灰現象をかなり抑制します。 さらに、脱灰化に伴うpH値の上昇期において、結晶表面に溶けたフッ素が存在していれば溶解したカルシウムやリン酸イオンと結合し、フルオロアパタイトのような結晶物質を歯の表面に生成し、再石灰化を促進させます。

Q2

何ヶ月ごとに塗ればいいのでしょうか?

A.人それぞれ違います。虫歯になりやすい人は3ヶ月に一回、普通の人は半年に一回くらいです。歯が生えてきたら早めに歯医者さんで塗りましょう。

Q3

シーラントとはどういうものですか?

A.臼歯(乳臼歯)には細かく複雑な溝がたくさんあります。この溝の掃除は難しく、そこに食べかすなどが入り込み虫歯の原因になることが多いです。
そこで、その溝をきれいに掃除してあげてから、もう汚れが入り込まないよう溝を埋めてあげるのがシーラントです。
シーラント剤にはフッ素含有のものがあり、徐々にフッ素を放出するので、汚れ防止だけでなく、フッ素による脱灰抑制と再石灰化促進効果も期待できます。

Q4

こどもの受診は何歳ぐらいからはじめればよいのでしょうか?

A.乳臼歯が生えてからすぐ行うのが望ましいです。

Q5

定期健診ではどのようなことをするのですか?

A.虫歯の有無のチェック(診査とレントゲン写真)、歯の清掃状態のチェック(ブラッシング法・フロスの有無)、かみ合わせ・歯並びのチェック、生えかわりの状態のチェック、その年齢に見合ったブラッシング法の指導などを行います。

Q6

家庭でできる予防用はありますか?

A.ブラッシング、補助清掃用具(デンタルフロス等)、おやつや時間は規則的に時間を決めて与える、フッ素の入った家庭用のジェルなどがあります。

Q7

おやつについて教えてください。

A.普段はお茶、お水を飲む習慣をつけましょう。炭酸、スポーツドリンクなどのジュース類は控えましょう。 かみごたえのあるものや旬の果物や野菜を使ったお菓子を与えるのが理想ですが、種類の制限が難しい場合は時間と量をきめて与えましょう。だらだらあげるのは禁物です。

Q8

歯みがきを嫌っているこどもにはどうしたらいいですか?

A.習慣付けと意識付けが大切です。嫌がっても就寝前には必ず仕上げ磨きをしましょう。

Q9

乳歯期の虫歯にはどんな影響がありますか?

A.虫歯が大きくなると痛みが生じ腫れることもあります。永久歯を作っている時期ですと、もろい歯になるなど、今後出てくる永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。
虫歯が大きすぎて歯が小さくなったり、抜かなくてはいけなくなると永久歯が生えてくる場所が足りなくなり、歯並びが悪くなることがあります。

背景
背景

小児歯科について

Q1

いつ頃から矯正を始めたらいいの?

A.歯の生える時期は人それぞれ違います。また咬みあわせの状態によっても治療の開始時期は変わります。年齢だけではなかなか判断できません。
できれば早めに専門医にかかって、開始の時期も含めてご相談下さい。アメリカでは 7 歳までに一度矯正専門医を受診するよう言われています。

Q2

治療期間はどのくらいですか?

A.その方の症状にもよってそれぞれ違うのですが、一般的に小学校の低学年から中学生にかかることが多いです。また、かみあわせの状況によってはもう少し長くかかることがあります。
ただ、中学生や高校生から治療をスタートする人は成長や歯の生え変わりが終了しているので約 2 年、保定装置を含めて約 4 年くらいです。

Q3

矯正治療は痛いですか?

A.歯を動かす際には装置の調節後数日間、違和感や軽い痛みを伴うことがあります。
治療のスタート時が大変なことも多いですので、当院では必要に応じて治療の妨げにならない痛み止めもお出ししております。

Q4

どのような装置がありますか?

A.主に取り外しのものや固定式のものがありますが、治療スタートの時にはご本人の希望をできるだけ取り入れながら装置を用意しています。 年齢が高くなってきて仕上げの治療になりますと主にワイヤを使ったマルチブラケット装置やマウスピース型の装置を使用します。

Q5

虫歯を治した後相談に行くべきですか?

A.痛みがある虫歯やつらい部分はすぐに治しておいたほうがいいですが、矯正治療では虫歯の治療も含めて治療計画を立案いたしますので、まずは矯正相談にいらしてください。

Q6

歯を削って歯並びをきれいにできますか?

A.歯を削って全体の歯並びを治すことはかなり大変で健康な歯をけずってしまうこともあります。時間的な余裕があれば矯正治療をまずお考え頂いた方がよいかと思います。

Q7

差し歯があっても矯正できますか?

A.きちんと治療がなされていれば全く問題ないです。

Q8

矯正で顎関節症が治りますか?

A.顎関節症とかみあわせの関係にはさまざまな議論があるのですが、アメリカの学会の調査ではあまり深い関係がないとの報告があります。
かみあわせを治せば必ず顎関節が改善されるとはいえませんが、顎の関節の負担を軽減する一つの方法としてかみあわせを改善する矯正治療はおおきなメリットがあります。

Q9

取り外し出来る装置はありますか?

A.子供の治療でまだ年齢が低いお子さんや特に歯科への恐怖心の強いお子さんには積極的に取り外し式の装置を使用します。それによりご本人の負担を軽くすることができます。
また仕上げ治療に使うマルチブラケット装置に代わる取り外し式のマウスピース型の装置が近年、広く普及しています。ご本人以外はほとんど気がつかない透明の装置です。
当院では積極的に治療に取り入れるています。

Q10

歯を抜かないで矯正できますか?

A.当院では可能な限り抜歯をせずに治療を行うことを目標にしております。歯を抜かないで治療するためには混合歯列期(大人の歯と子どもの歯の生え変わる時期)より治療を開始していくことが望ましいです。矯正治療の目標は一生自分の歯で咬んでいくための仕組み作りです。
抜歯をすることで歯の本数は減ってしまいますが、装置をはずした後の歯並びの安定性を考えて場合により抜歯をお勧めさせていただくこともあります。

Q11

歯並びは遺伝的な要素はありますか?

A.お顔と同じように歯の大きさや顎の形は遺伝の影響をつよくうけます。しかし歯並びが悪いのを事前に予防するのは困難です。
乳歯のうちに虫歯がたくさんあったり、抜けた場所を長期間放置しておくと歯並びはますます悪化しますので、定期的に歯医者さんに通い、検診を受けること自体が予防になるといえます。

Q12

子供の顎と歯並びについて教えてください。

A.歯並びが悪いというのには
① 歯と顎の大きさの不調和が大きくガタガタが生じる場合。
②骨格的な不調和が大きく、出っ歯や受け口になっているという場合があります。
最近は顎の小さなお子さんが増えているようです。栄養状態がよくなっているので歯は昔よりも大きくなっており、がたがたになりやすい状況です。
どちらの場合も学童期からの治療でかなり改善することができます。

Q13

治療中は虫歯になりませんか?

A.当院ではご希望の方には矯正治療中定期的に小児歯科での検診を受けて頂き必要な予防処置を行います。しかし矯正装置には複雑な形をしたものもあるので治療中のブラッシングはとても重要です。装置をつける際には矯正治療専用の歯ブラシを使用したり、ブラッシング方法をきちんと説明致します。
また、来院時には歯科衛生士がブラッシングを行い、虫歯のチェックも致しますので、矯正治療中に大きな虫歯ができる可能性はむしろ少ないといえます。

Q14

大人の矯正は可能ですか?

A.矯正治療に特に年齢の制限はありません。当院でもお子さんの治療と同時に矯正治療を開始なさるお母様方が多くいらっしゃいます。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)について

Q1

治療できる範囲は限られますか?

A.基本的には、他の矯正装置と治療できる範囲は変わりません。しかし、歯の形状などによっては治療の範囲が制限されることがあります。

Q2

治療期間はどれくらいですか?

A.治療期間は、患者さまの歯の状態によっても異なりますが、一般的には他の矯正装置とほぼ同じです。

Q3

受診の頻度はどれくらいですか?

A.マウスピース型矯正装置(インビザライン)のアライナーはメンテナンスが少ないため、通常は4~6週ごとに一度です。
他の矯正装置と比較しても少ない受診頻度です。

Q4

費用はどれくらいですか?

A.マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療費用は、患者さまの歯の状態や治療期間などにより異なります。
気になる方は当院までご相談ください。

Q5

年齢制限はありますか?

A.基本的に年齢による制限はありません。お子さまから大人まで対応することができます。

背景
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