・ フッ素塗布とは?

・ 何ヶ月ごとに塗ればいいのでしょうか?
・ シーラントとはどういうものですか?
・ 何歳くらいからはじめればよいのでしょうか?
・ 定期健診ではどのようなことをするのですか?
・ 家庭でできる予防用はありますか?
・ おやつについて教えてください?
・ 歯みがきを嫌っているこどもにはどうしたらいいですか?
・ 乳歯期の虫歯にはどんな影響がありますか?

フッ素塗布とは?
  フッ素塗布による最も重要な2つの効果は脱灰の抑制と再石灰化促進です。歯の表面のエナメル質は水と有機物で覆われたアパタイトの無機質結晶です。結晶は炭酸塩や不純物を含んでいるため、酸に対して反応しやすいです。そこでフッ素塗布を行うと、だ液やプラーク、結晶内液中にフッ素が存在し、無機質結晶と結びつきます。結びついたフルオロアパタイト(FAP)は高い耐酸性を示し、虫歯に対して強い抵抗性があります。
また、酸に侵食された際、フッ素が溶けて存在していれば、脱灰現象をかなり抑制します。
さらに、脱灰化に伴うpH値の上昇期において、結晶表面に溶けたフッ素が存在していれば溶解したカルシウムやリン酸イオンと結合し、フルオロアパタイトのような結晶物質を歯の表面に生成し、再石灰化を促進させます。

何ヶ月ごとに塗ればいいのでしょうか?
  人それぞれ違います。虫歯になりやすい人は3ヶ月に一回、普通の人は半年に一回くらいです。歯が生えてきたら早めに歯医者さんで塗りましょう。

シーラントとはどういうものですか?
  臼歯(乳臼歯)には細かく複雑な溝がたくさんあります。この溝の掃除は難しく、そこに食べかすなどが入り込み虫歯の原因になることが多いです。そこで、その溝をきれいに掃除してあげてから、もう汚れが入り込まないよう溝を埋めてあげるのがシーラントです。
シーラント剤にはフッ素含有のものがあり、徐々にフッ素を放出するので、汚れ防止だけでなく、フッ素による脱灰抑制と再石灰化促進効果も期待できます。

何歳くらいからはじめればよいのでしょうか?
  乳臼歯が生えてからすぐ行うのが望ましいです。

定期健診ではどのようなことをするのですか?
  ・ 虫歯の有無のチェック(診査とレントゲン写真)
・ 歯の清掃状態のチェック(ブラッシング法・フロスの有無)
・ かみ合わせ・歯並びのチェック
・ 生えかわりの状態のチェック
・ その年齢に見合ったブラッシング法の指導

家庭でできる予防用はありますか?
  ・ ブラッシング、フロッシング
・ おやつや時間は規則的に時間を決めて与える。
・ フッ素の入った家庭用のジェル(写真添付)

おやつについて教えてください?
  普段はお茶、お水を飲む習慣をつけましょう。炭酸、スポーツドリンクなどのジュース類は控えましょう。
かみごたえのあるものや旬の果物や野菜を使ったお菓子を与えるのが理想ですが、種類の制限が難しい場合は時間と量をきめて与えましょう。だらだらあげるのは禁物です。

歯みがきを嫌っているこどもにはどうしたらいいですか?
  習慣付けと意識付けが大切です。嫌がっても就寝前には必ず仕上げ磨きをしましょう。

乳歯期の虫歯にはどんな影響がありますか?
  虫歯が大きくなると痛みが生じ腫れることもあります。
永久歯を作っている時期ですと、もろい歯になるなど、今後出てくる永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。
虫歯が大きすぎて歯が小さくなったり、抜かなくてはいけなくなると永久歯が生えてくる場所が足りなくなり、歯並びが悪くなることがあります。