・いつ頃から矯正を始めたらいいの?

・取り外し出来る装置はありますか?
・治療期間はどのくらいかかる? ・歯を抜かないで矯正できますか?
・矯正治療は痛い? ・歯並びは遺伝的な要素はありますか?
・どのような装置がありますか? ・子供の舌癖について教えてください?
・虫歯を治した後相談に行くべき? ・子供の顎と歯並びについて教えてください?
・歯を削って歯並びをきれいにできる? ・ 治療中の歯ブラシは?
・差し歯があっても矯正できる? ・大人の矯正は可能なの?
・矯正で顎関節症が治りますか? ・最後にひとこと?
・顎関節症の症状がでたらどうしたらいいですか?  


いつ頃から矯正を始めたらいいの?
  歯の萌える時期は人それぞれ違います。また咬みあわせの状態によっても治療の開始時期は変わります。年齢だけではなかなか判断できません。できれば早めに専門医にかかって、開始の時期も含めてご相談下さい。アメリカでは 7 歳までに一度矯正専門医を受診するよう言われています。

治療期間はどのくらいかかる?
  その方の症状にもよってそれぞれ違うのですが、一般的に小学校の低学年から中学生にかかることが多いです。また、かみあわせの状況によってはもう少し長くかかることがあります。ただ、中学生や高校生から治療をスタートする人はマルチブラケットという装置を 使用することが多い ので約 2 年、保定装置を含めて約 4 年くらいです。

矯正治療は痛い?
  歯を動かす際には装置の調節後数日間、違和感や軽い痛みを伴うことがあります。治療のスタート時が大変なことも多いですので、当院では必要に応じて治療の妨げにならない痛み止めもおだししております。

どのような装置がありますか?
  主に取り外しのものや固定式のものがありますが、治療スタートの時にはご本人の希望をできるだけ取り入れながら装置を用意しています。年齢が高くなってきて仕上げの治療になりますと主に固定式の装置を使用します。

虫歯を治した後相談に行くべき?
  痛みがある虫歯やつらい部分はすぐに治しておいたほうがいいですが、矯正治療では虫歯の治療も含めて治療計画を立案いたしますので、まずは矯正相談にいらしてください。

歯を削って歯並びをきれいにできる?
  歯を削って全体の歯並びを治すことはかなり大変で健康な歯をけずってしまうこともあります。時間的な余裕があれば矯正治療をまずお考え頂いた方がよいかと思います。

差し歯があっても矯正できる?
  きちんと治療がなされていれば全く問題ないです。

矯正で顎関節症が治りますか?
  顎関節症とかみあわせの関係にはさまざまな議論があるのですが、アメリカの学会の調査ではあまり深い関係がないとの報告があります。かみあわせを治せば必ず顎関節が改善されるとはいえませんが、顎の関節の負担を軽減する一つの方法としてかみあわせを改善する矯正治療はおおきなメリットがあります。

顎関節の症状がでたらどうしたらいいですか?
  一般的にはまず歯科の中でも口腔外科を受診なさるのがよいかと思います。また矯正治療中に症状が出た場合はまず担当の矯正医にご相談ください。

取り外し出来る装置はありますか?
  こどもの治療でまだ年齢がひくいおこさんや特に歯科への恐怖心のつよいおこさんには積極的に取り外し式の装置を使用します。それによりご本人の負担を軽くすることができます。また仕上げ治療に使うマルチブラケット装置に代わる取り外し式の装置がアメリカでは広く普及しており、日本でも近いうちに認可される予定です。ご本人以外はほとんど気がつかない透明の装置です。認可され次第当院でも積極的に取り入れる予定です。

歯を抜かないで矯正できますか?
  当院では可能な限り抜歯をせずに治療を行うことを目標にしております。歯を抜かないで治療するためには混合歯列期(大人の歯と子どもの歯の生え変わる時期)より治療を開始していくことが望ましいです。矯正治療の目標は一生自分の歯で咬んでいくための仕組み作りです。抜歯をすることで歯の本数は減ってしまいますが、装置をはずした後の歯並びの安定性を考えて場合により抜歯をお勧めさせていただくこともあります。

歯並びは遺伝的な要素はありますか?
  お顔と同じように歯の大きさや顎の形は遺伝の影響をつよくうけます。しかし歯並びが悪いのを事前に予防するのは困難です。乳歯のうちに虫歯がたくさんあったり、抜けた場所を長期間放置しておくと歯並びはますます悪化しますので、定期的に歯医者さんに通い、検診を受けること自体が予防になるといえます。

子供の舌の癖について教えてください?
  飲み込む時に舌を前方に押し出すようにする人が、かみあわせにはおおきな問題です。矯正治療を行っても、そのあとの歯並びが安定しません。残念ながら、こうするとすぐ治るという方法はありません。いろいろな舌のトレーニングがありますので時間をかけて行っていきます

子供の顎と歯並びについて教えてください?
 

歯並びが悪いというのには

@ 歯と顎の大きさの不調和が大きくガタガタが生じる場合。
A骨格的な不調和が大きく、出っ歯や受け口になっているという場合があります。

最近は顎の小さなお子さんが増えているようです。栄養状態がよくなっているので歯は昔よりも大きくなっており、がたがたになりやすい状況です。どちらの場合も学童期からの治療でかなり改善することができます。


治療中の歯ブラシは?
  当院ではご希望の方には矯正治療中定期的に小児歯科での検診を受けて頂き必要な予防処置を行います。しかし矯正装置には複雑な形をしたものもあるので治療中のブラッシングはとても重要です。装置をつける際には矯正治療専用の歯ブラシを使用したり、ブラッシング方法をきちんと説明致します。また、来院時には歯科衛生士がブラッシングを行い、虫歯のチェックも致しますので、矯正治療中に大きな虫歯ができる可能性はむしろ少ないといえます。

大人の矯正は可能なの?
  矯正治療に特に年齢の制限はありません。当院でもお子さんの治療と同時に矯正治療を開始なさるお母様方が多くいらっしゃいます。

最後にひとこと?
  当院では、年齢を問わずできるだけ患者さんご自身の痛みの少ない矯正治療を心がけております。例えばこういう装置はつけたくないなど可能な限りご要望にお応えいたしますのでどんどん相談してください。これからはマルチブラケットを使わない矯正治療も積極的に導入する予定でおります。